うみがめ第17号

理事長あいさつ

愛泉会日南病院 理事長 西島 英利

新年明けましておめでとうございます。
今年は「申(さる)」年です。果実が成熟して固まっていく状態を表しているとされています。
愛泉会日南病院も4年をかけて建て替えを行ない、昨年(平成27年9月)完成し、10月27日に完成祝賀会を行ないました。平成24 年3 月に病院増改築第1期工事(管理棟・外来部門等)の起工式からスタートし、平成25年9月第2期工事(一般病棟)、平成26 年11月に第3期工事(重症心身障害児・者病棟)を開始し、平成27年9月完成し、10 月31日に移転いたしました。
思えば、平成14年7月に国立病院から移譲を受け、社会福祉法人愛泉会日南病院として、スタートしたのですが、狭い病棟でごちゃごちゃした中での患者さん達に対する治療だったので、不自然な療養生活を患者さんに強いていました。10 周年を機に思い切って、広々としたスペースで、リハビリ治療や療養生活を送ってもらおうと考え、建て替えてきました。
一般病棟は血液癌の患者さんや脳卒中等の麻痺等の回復を治療するリハビリもできる作りにしました。
重症心身障害児・者の病棟は各々の病室を広くし、療養生活を送りやすくし薬物投与だけの治療ではなく、リハビリテーションを充実させ病気の進行を出来るだけ遅くする治療ができるように今までの広さの約2 倍の広さにしました。しかし建物を新しくしても、それだけでは何の力にもならず、その建物を利用して、どのようなサービスを患者さん達に提供できるのかが、これからの私達職員に課せられた責務だと思います。
皆様方に高く評価されるような病院にするべく努力して参りますので皆様方のご意見、ご指導をどうぞよろしくお願い申し上げます。

院長あいさつ

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願申し上げます。

愛泉会日南病院 院長 春山 康久

 愛泉会日南病院は平成27年10月重症心身障害病棟が竣工、4年にわたる全面改築工事が完了し、平成28年の新年は新しい病棟で迎えることになりました。この日を待ち遠しく思っておられた入所の皆様はもとより、ご家族の皆様にとりまして晴れやかな正月となられたことと思います。
今年はさる年(申年)、草木が伸び切り、果実が成熟して堅くなっていく状態(申堅)という言葉があります。愛泉会日南病院が今後ますます充実した病院となりますよう職員一同願っております。
皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

(訳)新しい 年の初めの 正月の 今日降る雪のように もっと積もれ良い事4,516 首ある万葉集の和歌の一番最後に載せられている歌である。

うみがめ第17号(PDFファイル)

  1. 理事長あいさつ
  2. 院長あいさつ
  3. 事務部長就任あいさつ
  4. 3号棟外観
  5. 3号棟紹介
  6. 秋祭り
  7. クリスマス会
  8. まつかぜ、外来診療日程表、編集後記

2016.03.21

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