病院理念
- 私達は、生命の尊重と人間愛に基づき、信頼される病院づくりを目指します。
基本方針
- 私達は、「信頼・安心・満足」をモットーに、患者さまの立場にたった良質な医療を提供します。
- 私達は、医療や看護、介護、心身の発達・成長の援助や維持、また豊かな人生の実現についてひとり一人に最も適切なサービスを提供します。
- 私達は、地域に密着した医療を行い、病気の回復・機能維持、安心して満足のいく療養生活が送れるよう質の高い医療・看護・訓練等のサービスを提供します。
患者さまの権利
- 患者さまには、公平かつ公正に医療を受ける権利があります。
- 患者さまには、わかりやすい言葉で十分な説明を受ける権利があります。
- 患者さまには、ご自分の情報開示を求める権利があります。
- 患者さまには、個人情報を守られる権利があります。
病院概要
当院は宮崎県の南部、日南海岸国定公園のほぼ中央に位置しており、雄大な太平洋と美しい山々に囲まれた自然豊かな環境にあります。2002年(平成14年)に 開院以降は宮崎県における重症心身障害児者の基幹医療機関の1つとして、また南那珂地域における唯一の血液疾患専門医療機関として、地域医療の推進のためスタッフ一同、心を込めて安定した医療・福祉サービスの提供に努めております。また患者さまにより快適に当院でお過ごしいただけるよう、各種設備の整備にも力を入れており、数年後には地域の皆さまにもご利用いただける療育型ガーデンも完成予定です。
名称 | 愛泉会日南病院 |
---|---|
住所 | 宮崎県日南市大字風田3649番2 [ アクセス ] |
診療科目 | 内科・整形外科 小児科(発達外来:予約制) |
---|---|
定床数 | 184床 |
病棟構成 | 一般病棟 58床 重心病棟 126床 |
九州厚生局長への届出に関する事項
医療情報取得加算に関する掲示
当院はマイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用により、質の高い医療提供に努めている医療機関です。
患者様よりお預かりした、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報は適切に管理・活用し、診察を行います。
令和6年6月1日より、国が定めた診療報酬改定に伴い、診療報酬を下記の通り算定いたします。
受診の際にマイナ保険証を利用する患者様
- 初診(月に1回) 1点
- 再診(3ヶ月に1回) 1点
受診の際にマイナ保険証を利用されない患者様
- 初診(月に1回) 3点
- 再診(3ヶ月に1回) 2点
保険外負担に関する事項
当院では、以下の事項について実費の負担をお願いしています。
文書料(税込)
項目 | 金額 |
---|---|
健康診断書 | 1,650円 |
死亡診断書 | 3,300円 |
身体障害者診断書 | 3,300円 |
生命保険診断書 | 4,400円 |
年金診断書 | 3,300円 |
障害福祉年金認定診断書 | 2,860円 |
指定難病診断書 | 2,200円 |
精神通院医療診断書 | 2,200円 |
裁判所関係診断書 | 4,400円 |
特別児童扶養手当診断書 | 2,860円 |
項目 | 金額 |
---|---|
児童福祉手当認定診断書 | 2,860円 |
特別障害者手当認定診断書 | 2,860円 |
補装具給付費意見書 | 1,100円 |
意見書 | 1,100円 |
通院証明書 | 1,100円 |
入院・退院証明書 | 1,100円 |
医療費支払証明書 | 1,100円 |
その他の診断書 | 1,650円 |
その他の証明書 | 1,100円 |
予防接種(税込)
項目 | 金額 |
---|---|
インフルエンザ(65歳以上) | 1,400円 |
インフルエンザ(18歳以上64歳以下) | 3,000円 |
インフルエンザ(18歳未満) | 2,500円 |
その他
項目 | 金額 |
---|---|
エンゼルケアセット | 3,180円 |
テレビ視聴料(1日につき) | 150円 |
なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は、一切認められていません。
選定療養費に関する事項
入院期間が180日を超える入院に関する基準
入院医療の必要性が低いが患者様の事情により180日を超えて入院(難病患者等入院診療加算を算定する患者様等を除く。)する患者様については、180日を超えた日以後の入院料及びその療養に伴う世話その他看護に係る料金として、1日につき1,650円を徴収いたします。(徴収額は、別に厚生労働大臣が定める点数に100分の15を乗じ1点10円とした額に100分の110を乗じて得た額)
特別の療養環境の提供に関する事項
一般病棟において差額ベッド室(特別療養環境室)を、国の定める「療養担当規則」に基づいて実施しております。
特別療養環境室(差額ベッド)とは、入院環境の向上を図り、患者様の選択の機会を広げるものとして認められたもので、料金は医療保険適用外となり、患者様の負担となります。
設備及び料金については下記のとおりです。
病棟 | 部屋番号 | 人数 | 料金(税込) | 設備 |
---|---|---|---|---|
2病棟 | 201号 | 1人室 | 8,000円 | ・ユニットシャワー・トイレ・テレビ・洗面台 ・流し台・応接セット・冷蔵庫 ・LAN(個人使用可能) |
205号 206号 216号 |
1人室 | 6,000円 | ・ユニットシャワー・トイレ・テレビ ・洗面台・冷蔵庫・LAN(個人使用可能) |
※特別療養環境室(差額ベッド)の利用料金は、健康保険の入院料の計算と同様に、利用開始日(入室日)と退出日(退院日・他の部屋への移動日)は、入室・退室の時間に関わらず1日として計算します。例えば、1泊2日の入院であっても、利用料金は2日分となります。
なお、病状により個室入室を医師が指示した場合は、その間の利用料は徴収いたしません。
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成30年4月1日より、明細書を無料で発行することと致しました。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
職員数(令和元年4月現在)
医師(常勤) | 8名 |
---|---|
看護師 | 93名 |
准看護師 | 15名 |
介護福祉士 | 28名 |
看護補助者 | 4名 |
理学療法士 | 5名 |
作業療法士 | 4名 |
言語聴覚士 | 4名 |
歯科衛生士 | 1名 |
薬剤師 | 3名 |
---|---|
児童指導員 | 1名 |
保育士 | 6名 |
臨床検査技師 | 2名 |
放射線技師 | 2名 |
管理栄養士 | 2名 |
臨床心理士 | 1名 |
院内保育所保育士 | 4名 |
事務員その他 | 24名 |
「看護職」の負担の軽減及び処遇の改善の計画
〔看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に関する取組事項〕
当院では看護職員の負担軽減及び処遇改善のため、下記の取組みを行っております。
- 業務量の調整
・時間外労働が発生しないような業務量の調整 - 看護職員と他職種との業務分担
・看護補助者 ・薬剤師 ・管理栄養士 ・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
・臨床検査技師 ・放射線技師 - 看護補助者の配置
・看護補助者の増員及び夜間配置 - 妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
・院内保育所 ・夜間保育の実施 ・夜勤の減免制度 ・半日、時間単位休暇制度
・所定労働時間の短縮 ・他部署等への配置転換 - 夜勤負担の軽減
・月の夜勤回数の上限設定 - 機器導入による業務負担の軽減
・インシデント管理システムの導入 - ⑦患者観察システム(高画質ベビーモニター)の導入
以上の項目を推進するため、当院では3ヶ月に1回、 各部署の責任者が集合する「多職種からなる役割分担推進のための会議」を実施しております。
沿革
1932年 (昭和7年) |
油津梅ヶ浜に10診療科の慶和会日南病院設立 |
---|---|
1944年 (昭和19年) |
陸軍より取り壊しの命が下り、日本医療団(国)に無償提供 |
1947年 (昭和22年) 4月 |
厚生省に移管、国立宮崎療養所日南分院発足 |
1951年 (昭和26年) 4月 |
国立日向療養所として独立 |
1962年 (昭和37年) 5月 |
国立日向療養所、風田に新築移転 |
1963年 (昭和38年) 4月 |
国立日南療養所と改称、結核療養所120床 |
1972年 (昭和47年) 4月 |
結核病棟の一部を一般病棟に変更 |
1975年 (昭和50年) 4月 |
重症心身障害児病棟を開設40床(3病棟) |
1977年 (昭和52年) 6月 |
重症心身障害児病棟を開設40床(5病棟) |
1983年 (昭和58年) 4月 |
厚生省令により国立療養所日南病院と改称 |
1996年 (平成8年) 10月 |
結核病棟60床(2病棟)閉鎖 |
2002年 (平成14年) 7月 |
国の国立病院再編計画に伴い、社会福祉法人愛泉会に経営移譲。社会福祉法人愛泉会日南病院として発足、重心病床124床、一般病床60床 |
2002年 (平成14年) 10月 |
西島英利理事長、初代院長兼任 |
2003年 (平成15年) 4月 |
疾病制御研究所併設。初代所長 峰松俊夫就任 |
2004年 (平成16年) 4月 |
2代目院長 大堂庄三就任 |
2004年 (平成16年) 10月 |
超重症心身障害児(者)受入施設として新病棟オープン(1病棟) 指定短期入所事業運営開始 4床、日中一時支援事業開始 |
2005年 (平成17年) 4月 |
院内保育所開設 |
2009年 (平成21年) 4月 |
3代目院長 春山康久就任 |
2009年 (平成21年) 5月 |
病院広報誌「うみがめ」創刊 |
2010年 (平成22年) 4月 |
神経内科外来休診 院内保育所24時間体制 |
2010年 (平成22年) 6月 |
宮崎大学医学部耳鼻咽喉科との診療契約、月2回の訪問診療開始 |
2010年 (平成22年) 7月 |
グループ療育、遊びの教室「きらきら」開始 |
2012年 (平成24年) 3月 |
病院増改築第1期工事(管理棟・外来部門等)起工式 愛泉会日南病院年報創刊(平成22年度) |
2012年 (平成24年) 7月 |
平成24年度九州・沖縄地区重心施設経営研究会担当(日南市) |
2015年 (平成27年) 10月 |
新3病棟(重心病棟:42床)、新5病棟(重心病棟42床)オープン |
2017年 (平成29年) 4月 |
名誉院長 春山康久就任 4代目院長 布井博幸就任 |
2018年 (平成30年) 3月 |
名誉院長 春山康久 退職 |
2019年 (令和元年) 11月 |
電子カルテ「ManGo」導入 |