うみがめ第1号

うみがめ第1号

理事長あいさつ『初刊によせて』 理事長 西島 英利

国立療養所日南病院から移譲を受けて愛泉会日南病院になって早いもので7年が経ちました。はじめの頃は「医師の確保ができない」、「赤字体質」を変えることができるのか」など課題が多くあったのですが、職員の一人ひとりが大変な努力をし、意識も変えてくれて、今は良好な状態で病院経営を行っています。

平成16年4月1日からは重症心身障害児の医療のスペシャリストとして大堂院長を迎え、特に理学療法や作業療法などのリハビリテーションを重視した医療を展開し、患者さんの状態も改善傾向がみえてきました。「民営化されると医療の質が落ちる」と保護者の方々の不安が強かったのですが、今では高く評価していただくようになりました。今後は在宅療養を支援する体制づくりに着手し、患者さんが安心して地域で生活することができるように力を入れていきたいと考えています。一般病床についても初期の目的である脳卒中のリハビリを重視した回復期リハビリ病棟の開設に向けて努力したいと思っています。

今年4月1日付けで大堂院長から春山康久院長に交代しました。春山院長は県立日南病院の副院長をしておられましたので、県立病院との連携もスムーズになるのではないかと期待しております。大堂先生にも引き続きご指導いただき、より一層の医療の質の向上と充実に全力を挙げていく決意です。皆様方の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

うみがめ第1号(PDFファイル)

  1. 松かぜ
  2. 理事長あいさ
  3. 院長あいさつ
  4. 病院紹介
  5. 療育活動紹介
  6. 年間行事
  7. 編集後記

2009.05.01

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