社会福祉法人 愛泉会日南病院

広報誌:うみがめ

うみがめ第2号

投稿日:2009.12.1

うみがめ第2号院長あいさつ『障生』と『チャレンジド』 院長 春山 康久

最近、NHKテレビの土曜ドラマ「チャレンジド」の第1回を観ました。中学の熱血教師が突然の病いで失明するが、教職への夢があきらめきれず再び教壇に立ち、生徒たちに人を愛することの大切さを教えていく話です。番組の中で盲目の現教師が「障がい」という言葉の代わりに、「障生」という言葉を使っていました。「障生」と耳慣れない言葉でしたが私なりにその意味を考えてみました。障害はあるけれども一人の人間として社会に役にたちたい、社会の一員として係わって生きたいというポジティブな訴えを感じました。

アメリカでは障害者を「チャレンジド」と呼び、挑戦する使命を与えられた者、神様から挑戦するという運命を与えられた人たち、というポジティブな意味が込められているそうです。挑戦者という意味の「チャレンジャ―」ではなく、なぜ「チャレンジド」と受け身形になっているのか疑問に思っていましたが、前宮城県知事の浅野史郎氏が「神様から挑戦すべき課題や才能を与えられた人達」という積極的な思いが込められており、いろいろなハンディキャップを神様から与えられて試されている、いわば神様から選ばれた人達と考えれば良いと説明されていました。選ばれた人達だから「チャレンジド」、なるほどと思いました。最近目にした「障生」と「チャレンジド」、障害はハンディではないということでしょうか。それ以来障害者及び施設に対する私の見方が変わってきました。これまでは障害者は施設という限られた場所で社会から隔離され、援助を受け、守られているという受け身の存在であるように思っていましたが、これからは受け身の姿勢から脱却し、一般社会との共存を考える時代に来ているのではないのかと思うようになりました。共存社会での施設の役割は何か、与えられるだけではなく何が与えられるか、皆で考えていきたいと思います。そのために施設で働く職員の皆様が障害者の手となり足となり、そして光となって一緒に歩んで欲しいと思います。足りない部分を補い合う、それが人の社会だと思うからです。「光は闇に輝く」これは三浦綾子文学記念館(旭川市)を訪れた時に目に留まった色紙に書かれていた言葉です。

うみがめ第2号(PDFファイル)

  1. 松かぜ
  2. 院長・看護部長あいさつ
  3. 病院紹介
  4. 風田浜のかめさんたちのレポート
  5. 夏祭り
  6. 療育について
  7. 院内行事紹介・編集後記

うみがめ第1号

投稿日:2009.5.1

うみがめ第1号

理事長あいさつ『初刊によせて』 理事長 西島 英利

国立療養所日南病院から移譲を受けて愛泉会日南病院になって早いもので7年が経ちました。はじめの頃は「医師の確保ができない」、「赤字体質」を変えることができるのか」など課題が多くあったのですが、職員の一人ひとりが大変な努力をし、意識も変えてくれて、今は良好な状態で病院経営を行っています。

平成16年4月1日からは重症心身障害児の医療のスペシャリストとして大堂院長を迎え、特に理学療法や作業療法などのリハビリテーションを重視した医療を展開し、患者さんの状態も改善傾向がみえてきました。「民営化されると医療の質が落ちる」と保護者の方々の不安が強かったのですが、今では高く評価していただくようになりました。今後は在宅療養を支援する体制づくりに着手し、患者さんが安心して地域で生活することができるように力を入れていきたいと考えています。一般病床についても初期の目的である脳卒中のリハビリを重視した回復期リハビリ病棟の開設に向けて努力したいと思っています。

今年4月1日付けで大堂院長から春山康久院長に交代しました。春山院長は県立日南病院の副院長をしておられましたので、県立病院との連携もスムーズになるのではないかと期待しております。大堂先生にも引き続きご指導いただき、より一層の医療の質の向上と充実に全力を挙げていく決意です。皆様方の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

うみがめ第1号(PDFファイル)

  1. 松かぜ
  2. 理事長あいさ
  3. 院長あいさつ
  4. 病院紹介
  5. 療育活動紹介
  6. 年間行事
  7. 編集後記
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広報誌:うみがめ

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